健康的過ぎてもはや少年?榊原郁恵の『夏のお嬢さん』

スタッフの水野です。
 
今日は榊原郁恵の『夏のお嬢さん』について書こうと思います。
青空が広がるような爽やかなポップスです。
この曲は彼女にとって最大のヒット曲なのですが、オリコンチャートでは意外にも最高11位で止まっています。
しかし、ザ・ベストテンでは、10位からはじまり最高5位まで上昇し、合計六週間ランクインしてます。
また文化放送の『決定!全日本歌謡選抜』ではピンク・レディーを抑えて、8月の第四週では1位になったり、『日本テレビ音楽祭』ではデビュー二年目に活躍した歌手に送られる『金の鳩賞』を受賞し、さらにはこの曲で年末の『第29回NHK紅白歌合戦』にも出演してます。
紅白への出演はこの一回にとどまらず、計六回も出演しています。
オリコンチャート第11位が最高位の曲を以て、これほど活躍するのも珍しいのではないでしょうか。
 

 
「チュウチュウチュチュ」という印象的なフレーズから始まるこの曲は老若男女問わず誰しも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
この曲は屈託のないほどに爽やかで健康的だと思います。
曲が健康的なら、歌詞も健康的、歌声も健康的、また顔も健康的、髪型も健康的、そして体系も健康的です。
これほど爽やかさを表現できるのは歌っている榊原郁恵のイメージがすごく健康的だからかもしれません。
この曲は「チュウチュウチュチュ」から始まるAメロがもうサビのようで一番印象的です。
しかし、Bメロの「アイスクリーム、ユースクリーム」(なぜか発音が良い)もサビっぽくて、一曲まるごと終始サビのようです。
 
ちなみにこの曲はアメリカの女性ロックシンガー、スージー・クアトロの『The Wild One』に似ていると有名です。
何故これほど似せたのかは分かりませんが、ほぼワイルドワンです。
 

 
さて、さきほど彼女が健康的だという話をしました。
アイドルにおける女性の魅力とは、しばしば、少しミステリアスだったり背徳感があったり、また視覚的にセクシーな衣装だったり、健康的という言葉から離れれば離れるほど魅力的になるというところがあると思います。(もしかしたらこれは平成生まれの現代的な感覚なのかも?)
榊原郁恵は健康的過ぎたのか、もはや歌では男の子と化しています。
榊原郁恵は『夏のお嬢さん』ではなく「夏のお嬢さん」のことを思う少年なのです。
この曲は、一途で純粋な恋心を抱く少年の視点の曲です。
女性が男性視点で曲を歌うと、あくまで”女性が演じる男性”、男性性を意識させたものになってしまうのですが、彼女の場合は何の違和感もなくごく自然な少年として歌えているのがすごいです。
自分は『夏のお嬢さん』ではなく「夏のお嬢さん」のことを思う少年なのです。
 
彼女はこの前にも声優としてディズニーのミッキーマウスの吹き替えをやったり、この後もミュージカル『ピーター・パン』でピーター・パン役を演じたり、少年感の強い活動をしています。
 
今でも主にバラエティなどで活躍する彼女ですが、僕の中では何だかこの『夏のお嬢さん』の頃のアイドル榊原郁恵と、現在の榊原郁恵が、同じ人だとは思えません。
途中経過を見ていないので、そりゃそうかもしれませんが、どうも結びつかないのです。
顔はあまり変わっていませんが、体系が違いますし、なんとなくキャラクターも違う感じがする(それは年を重ねたから当たり前か?)・・・
しかし、健康的なイメージはそのままです。そこが彼女の一番の魅力なのかもしれません。

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