夏木マリは獣だ!

スタッフの水野です。
すっかりもう夏ですね。
夏といえば夏木マリ、って感じでもないかもしれませんが、名前に夏が入っているので、今日は夏木マリについて書こうと思います。
 
夏木マリ(本名 斉藤淳子)は、歌手であり舞台役者でもあり、声優を務めたりもして、演技派(個性派?)女優として不動の地位を確立されています。
そんな彼女は高校時代は名の通ったスケバンであり、コーラスを歌っていたところスカウトされ、中島淳子の芸名でデビューします。こんな美人のスケバンがいたんですね。
しかしデビュー当時は全く売れず、芸名を本名に戻して曲を出します。
ちなみにその曲『小さな恋』で作られたビデオが日本発のミュージックビデオと言われているそうです。
しかし、これも注目されることなく不遇の時代をすごしてきました。
 

 
それで夏木マリの芸名で『絹の靴下』で1973年6月に再デビューすることになります。
夏木マリという芸名は、「夏に向けて決めよう!」ということで、「夏決まり」→「夏木マリ」とダジャレで付けられたそうです。
曲調も歌詞も夏らしく情熱的です。挑発的なフィンガーアクションも話題になりました。
ちょっとファンクっぽいリフが最高です。
「間違いはあの時生まれた、私は我慢できない」
という冷静ながらも情熱的に、まるで懺悔するような歌い出しがカッコいいです。
 
若い頃の彼女の写真や映像を見ると思うのは、ただただ「美人だなぁ」ということです。
放送作家の高須光聖氏は子どもの頃、幼心に「こんな美人がいるのか!」と驚いたそうです。
目が大きく、鼻が高く、顎が長いので、エキゾチックでちょっと外国人っぽく見えます。
最近のドスの効いた声も良いですが、この頃のちょっと鼻にかかったような甘いボーカルも魅力的です。
 
彼女は元々、アメリカの伝説的な女性ロック歌手ジャニス・ジョプリンに憧れて歌手をやろうとしたらしいですが、結局注目されるのは彼女の歌よりもその顔とスタイルで、日本の歌謡界、芸能界に嫌気が差します。
そんな時、彼女はある一曲に出会い、人生の転機が訪れます。
それはレゲエのゴッドファーザー、ボブ・マーリーの『Exodus』です。
象徴的に繰り返される「Exodus(脱出だ)!」の言葉は彼女の複雑な心境に大きく響きある決意をしたのです。
不遇の時代を経てやっとの思いでブレイクした彼女は歌手活動をやめ、劇団に入り演劇の道での再出発を図ったのです。
今となっては女優としてのイメージが強いかもしれませんが、彼女が女優になった背景にボブ・マーリーのExodusがあると知って驚きました。
 
それにしても、こんな美人が元々スケバンで、その後歌手になって不遇の時代を過ごした後にブレイクしたが、全てを捨てて舞台役者になってそこでも苦悩し、努力し、成功して今や日本を代表する女優の一人・・・って本当にまるで映画やドラマのような人生です。
 
可愛い、美しいのは勿論、それに加え「カッコいい!」そんな風に思わせる女性はなかなかいないと思います。
彼女の魅力とはどこまでも貪欲で(勿論良い意味で)色んなことにチャレンジすることだと思います。
まさに獣のようです。
『獣』
そう、獣です。この言葉が似合う女性もなかなかいません。
特に現代の芸能界で獣と呼べる女性はいないのではないでしょうか?いろいろ考えてみましたがいないように思われます。
その獣系女性シンガーの先駆者として山本リンダがいますが、何十年経った今でもちゃんと”獣”として生きているのは夏木マリだけではないでしょうか。
 

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