存在自体が不思議であり奇跡、沢田研二の『危険なふたり』

スタッフの水野です。
 
今日は沢田研二の『危険なふたり』について書こうと思います。
 
この曲は、沢田研二の6枚目のシングルで、ヒットチャートで一位を獲得したのは、沢田研二としては始めての曲になります。
 
僕はこの曲については、大ヒットしたけど所謂沢田研二の代表曲といわれるほどではない、といった印象です。
沢田研二の代表曲といえば『勝手にしやがれ』や『時の過ぎゆくままに』とか『TOKIO』とか『カサブランカダンディ』などがよく挙げられ、『危険なふたり』が取り立てて挙げられることは少ない気がします。
沢田研二のイメージであるちょっと危険なジゴロ的な雰囲気とは違い、キラキラしていてちょっと可愛いアイドル的なイメージだからなのかも知れません。
 

 
曲が始まって瞬間に、ぶち上がり笑顔になってしまうような底抜けに明るい曲です。
T.REXやMott The Hoopleを彷彿とさせるような陽気なグラムロックだと思います。
あと、The RubettesのSugar Baby Loveのようなポップスでもあります。
 
なぜか沢田研二が失恋を歌っても、何だか可愛そうだったり感傷的な気分にはならないのが不思議です。
(この曲については明るい曲調が強いですが)
それよりもやはり沢田研二のジュリーというキャラクターが先行してしまうのです。
過剰なまでにドラマチックな、派手でキザな優男というイメージがあり、「みんなの気持ちの代弁者」というよりは、ちょっと別格な架空の存在かのような所謂「スター!」という感じがするのです。
また、彼の演劇的なパフォーマンスや、美しい歌声による並外れた歌唱力に圧倒されてしまうのです。
 
僕はやはり沢田研二のそういう部分が好きです。
これほどまでスターが似合うシンガーもなかなかいないと思います。
現代におけるジュリーは一体誰か?と考えても全く思い浮かびません。
志村けんが今まで見たアイドルや歌手の中で一番オーラがあったのは、女性だと山口百恵、男性だと沢田研二だそうです。
特に沢田研二は歌は一流だし、コントをやらせても上手にやれた、と言われています。
勿論、今でも歌もバラエティも両方出来る人はたくさんいます。
たくさんいますが、なんというのでしょう、沢田研二みたいなシンガーがコントをやるような状況はない気がします。
 

 
こんな格好が出来るのは、ミック・ジャガーかマーク・ボランかこの沢田研二しかいないでしょう。
もう沢田研二のようなスターはもう出てこないのかも知れませんし、平成生まれの僕に言わせればああいう人がこの日本にいたことの方が不思議だったと思います。
 

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