日本人離れしたセンス、一風堂の『すみれ September Love』

スタッフの水野です。
一気に涼しくなりましたね。また暑さは少し戻るのでしょうか。
 
9月です。
9月は英語でSeptemberですね。
septemberといえば、この曲について触れないわけにはいかないでしょう。
今日は一風堂の『すみれ September Love』について書こうと思います。
 
一風堂といってもラーメン屋のことではありません。
一風堂は1979年から1984年に活動していたバンドです。
リーダーはギターとボーカルを担当する土屋昌巳です。
ニューウェーブ的なサウンドにグラムロック的な中性的なイメージが合わさったバンドです。
曲を聞いてみると日本のバンドとはとても思えないようなサウンドで、イギリスのジャパン(というバンド名のバンド)や初期デュランデュランのような知的な雰囲気があります。
 
今現在の日本のロックバンドは、昔と比べ歌謡曲っぽさはなくなり、洋楽志向の曲作りが主流です。(それでもボーカルラインがメインであることは同じですが)
しかし、この一風堂は、土屋昌巳は、曲はポップでボーカルラインは歌謡曲っぽかったりするのに、何故だか洋楽に聞こえるのです。
それは何より音作り、曲のアレンジが違うのだと思います。
 

 
この『すみれ September Love』は彼らの代表曲といえる大ヒット曲です。
何とも妖艶なサウンドで、カネボウ化粧品のCMソングにも使われています。
 
僕の世代ですとIZAM率いるヴィジュアル系バンドSHAZNAのカバーの方で知っていることでしょう。チャイナドレスを着たIZAMが印象的でした。
しかも、この曲はSHAZNAの曲だと思っていました。しかも、IZAMは女だと思っていました。
SHAZNAバージョンはユーロビート系というかズンズン言う四つ打ちビート系でした。そこにいかにもヴィジュアル系っぽいヘヴィなギターが入っています。
 

 
元曲である一風堂は全然違い、本当にジャパンというバンドのようです。
使っている音が一緒の音なんじゃないかと思うくらいです。
それもそのはず、この頃、土屋昌巳はジャパンのメンバーと親交があり、ジャパンのオリジナルメンバーであるギターが脱退した際は、メンバーとしてギターを担当していたのです。
その後もジャパンのベーシストであるミック・カーンと台湾出身のビビアン・スーをボーカルに置き、The d.e.pというバンドを結成したりしています。

僕は元々ジャパンが好きなこともありこの曲『すみれ September Love』が大好きです。
打ち込み、シンセサイザー、というキーワードがピッタリで、土屋昌巳のボーカルも深みのある色気で妖しげな雰囲気があります。
やはり深いリバーブがかかった打楽器が印象的ですが、そこに入るギターのカッティングが心地よく相性抜群です。
自然と体が横揺れするような緩やかなダンスナンバーです。
また、ギャンギャンに歪ませたギターソロが素晴らしい。
最初は歌メロに沿ったような感じに始まり、コードがマイナーになった後にハーモニクスを入れ、最後はアームでビブラートがベタですけどたまらないです。
こういうアームを思いっきり使った荒々しいギターソロは最高です。
 
それにしてもこの「すみれ September Love」ってどういう意味なんだ?
そんな細かい意味はどうでも良くて、とにかくこのタイトルから想像した通りのような音楽なので、優れたタイトルだと思います。

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