昭和のテクノポップ、榊原郁恵の『ROBOT』

スタッフの水野です。

最近のJPOPでは、きゃりーぱみゅぱみゅやPerfumeなど、
中田ヤスタカのプロデュースするアーティストがヒットを飛ばしています。
おそらく平成音楽史最大の女性アーティストであろう椎名林檎も、
コラボレーションし、話題になりました。
そのことからテクノポップという音楽が再注目されているということは間違いないでしょう。
テクノポップは1970年代末に出来た音楽だといわれております。
日本でも、YMOの細野晴臣や坂本龍一などのテクノポップ系のアーティストが、
アイドル歌謡に曲を提供したことにより、
テクノと歌謡曲を混ぜ合わせたテクノ歌謡という新しい音楽が生まれました。

その中で、榊原郁恵の『ROBOT』がヒットしたことにより、
そのジャンルは一般的に認知されたといわれています。

歌以外の音のほとんど(おそらく全て?)がシンセサイザーで構成されており、
その人工的でサウンドと、ロボットという何だかイメージそのままのタイトルが、
いかにもレトロフューチャー的な印象を与えてくれます。
そのもう”ロボット”というそれ以上でもそれ以下でもないというようなタイトルが、
いかにも外来語的というか日本語英語的というか、
その辺が昭和という時代を感じさせてくれるような気がして面白いです。
 
歌詞は、恋に盲目になった少女をロボットに例えたストーリーで、
その辺りは上手く歌謡曲的なアプローチでテクノ的な世界観に近付こうとしたなと感じます。
 
イントロからAメロへの入りがすごく昭和歌謡的なドラマチックさを持っていてカッコいいです。
弱冠、郷ひろみの二億四千万の瞳を髣髴とさせるイントロですが、
二億四千万の瞳はそこからハードロックのような演奏のAメロに変わるのですが、
ROBOTは、プラスティックな雰囲気のテクノ風のAメロになります。
このAメロがすごくカッコいいのです。
やはり、こういうマイナー調なメロディは日本の歌謡曲を強く感じさせてくれます。
デジタルなサウンドも合わさって、レトロゲームのインベーダーの曲だったり、
ファミコン時代のゲームの戦闘曲のような雰囲気がします。
サビ前の、ブレイクからのパーン!という弾けるような音が気持ちいいです。

今でこそ、ものすごくチープに感じてしまうサウンドですが、
その当時は未来を感じさせる音だったのでしょう。

今のきゃりーぱみゅぱみゅやPerfumeたちの、
ああいう加工に加工を重ねた人工的なボーカルは、
10年、20年後には、時代を感じさせるものになるかもしれませんし、
レトロフューチャーだなんていわれるかもしれません。

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