昭和歌謡のクラシック、ブルーライトヨコハマ

スタッフの水野です。
 
今回はいしだあゆみの『ブルーライトヨコハマ』について書こう思います。
 
サウンド、メロディ、歌詞、歌、どれをとっても、ザ・昭和歌謡!といったような哀愁がたまらない一曲です。
僕の中では、ちあきなおみの喝采と並ぶ名バラードだと思います。
 

 
この曲、まず印象的なのがイントロが終わった後の歌が、何だかAメロっぽくないのです。
既にサビを経たかのような入りだしなのが何だか不思議です。
何か伝わりにくいかもしれませんが、歌いだしが普通のポップスとしてはなんというか違和感があるのです。しかし、それがそのままちゃんとAメロになるのがすごいです。
 
Bメロのキーがぽーんと飛ぶ感じが曲の要になっている気がします。
このキーがぽーんと飛ぶ感じは、決まって曲を切なくします。
 
「歩いても~、歩いても~」のサビは、流れの先にあるというよりは、少し独立したメロディになっています。
そこからの盛り上がりったらないです。
ここまで拳を握り締めるような、唇をかみ締めるような、瞳に涙を浮かべるような、そういった力強い印象を与えてくれるメロディはそうそうありません。
感情が爆発した後、焼け野原のような寂しいAメロに戻る感じがまた切ないです。
この手のマイナー調の曲では、郷ひろみの『よろしく哀愁』やちあきなおみの『喝采』のように、よくあるといえばよくある展開なのですが、その後に戻るAメロが例のAメロです。
あの不思議なAメロは”このため”のメロディだったのです。
そのハマり具合が見事です。もし自分がこの曲を完成させた日には思わずガッツポーズしてしまうことでしょう。
 
これだけの名曲ですから、たくさんの歌手にカバーされています。
ちあきなおみを筆頭に、欧陽菲菲、麻丘めぐみ、研ナオコ、浅野ゆう子、八代亜紀、近藤真彦、上原多香子(元SPEED)、サザン・オール・スターズ、柴咲コウ、徳永英明・・・などなど、
そうそうたる面々にカバーされており、昭和歌謡の中でも一つのクラシックです。
僕はやはりちあきなおみのカバーが好きです。あの独特の鼻にかかったような声は勿論ですが、僕はちあきなおみのあの今にも泣き出しそうになりながら歌うような顔が曲をさらに盛り上げるような気がするのです。
なんというか、やはり喝采のイメージはあると思いますが、そういう歌手の持つ顔だったり、イメージはやはり曲に説得力を持たせたりします。
 

 
勿論原曲である、いしだあゆみも本当に良いです。
芯が強く、安定感抜群の、伸びのあるボーカルがやはりよく合います。
彼女のどこかミステリアスな印象のあるルックスが不思議なメロディにまた合うんです。
 
 

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