郷ひろみのキザで儚い名曲たち

初めまして。スタッフの水野です。
平成生まれの僕から見た昭和歌謡の魅力について書いてみようと思います。

第一回目の投稿となる今回は、
僕が昭和歌謡の歌手で一番好きな『郷ひろみ』について書きたいと思います。

郷ひろみといえば、平成生まれ世代においては、おそらくプエルトリコ出身のラテンシンガー、リッキー・マーティンのヒット曲『Livin’ La Vida Loca』のカバーである『GOLD FINGER ’99』のイメージが強いと思います。

僕もそのイメージが強く、また彼のキャラクター性(おそらく素なのかもしれないが)が面白いというくらいの印象でした。
そんな僕が彼を聞くきっかけになったのは、
高校生くらいの頃、バラエティ番組か何かでBGMとして『よろしく哀愁』がかかっていて、それを偶然聞いた時でした。
当然、大ヒット曲なのでどこかで聞いたことある曲だったのですが、この曲が誰の曲かは分かりませんでした。
当時から僕は海外のロックが大好きで、
日本の音楽というものは所詮大衆向けのポップスでしかないというイメージで聞かず嫌いでした。
しかし、この曲を聞いた瞬間、ビビっと来るものがありました。
なんというか切ないのです。その当時はよく分からないがグッとくる曲だと思っていましたが、今は何故それが良いと思ったのか分かる気がします。

そもそも僕が音楽を聞き始めたきっかけとなったバンドがイギリスのあのクイーンの名曲『Bohemian Rhapsody』なのですが、そのことから分かるとおり、僕は、ドラマチックでどこか寂しげだけど不思議で力強い・・・というような曲にビビッとくる人間のようです。

この曲は、ボヘミアンラプソディと共通するところは全くないのですが、
ドラマチックで寂しげだけど力強いんです。
まず、ボーカルが重ね録りで、彼特有の細い声に妙にマッチしていて独特の色気をかもし出しています。
終始マイナーコードで進行するのですが、ワンコーラスずつブレイク(休符)をいれることで加速してゆくドラマチックさ。
また、ポップソングとして重要だと思うのが、良くも悪くもそのイメージの範囲を超えないということだと思うのですが、この曲は終始”哀愁”というキーワードのイメージを外しておりません。
基本的にAメロとBメロの繰り返しなのですが、そして、単調さを感じさせない美しいメロディが最高です。
サビの歌はワンフレーズごとに音程が上がっていき、込み上げる感情を吐き出すような運びは見事です。
また、ダンスを踊るのに最適なテンポと、うねるベースライン、そして例のブレイクにより、身体的のも心地いいです。

他にも、郷ひろみにはマイナー調の名曲がたくさんあります。
小さな体験、裸のビーナス、誘われてフラメンコ、禁猟区、How many いい顔、若さのカタルシス、お嫁サンバ・・・などなど。
というか彼のヒット曲のほとんどがマイナー調な気がしてきました。
特に僕が好きなのが、初期ですと『裸のビーナス』、中期ですと『若さのカタルシス』が好きです。

両方の曲に言えることですが、キザな歌詞とロマンチックな曲調、儚いようなイメージが最高です。
クサいのです。「どんな顔して歌うんだよ」っていうようなクサさが最高なのです。
一応、僕はバンドをやっておりまして、色んな音楽を聞いてきたつもりですが、
こういった恥ずかしくなるようなクサさは、
日本の昭和歌謡以外には存在しないと思います。
 

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