音楽を愛する一人の男、桑田佳祐!サザンオールスターズ『勝手にシンドバッド』

蒸し暑い日が続きますね。
そんな蒸し暑い日本では珍しく、ジメジメムシムシとはせず、ギラギラ太陽に乾いた風が吹き抜けるような夏の歌を聞かせてくれる貴重なバンド、それがサザンオールスターズです。
 
『勝手にシンドバッド』は最高にかっこいいラテンミュージックです。
この曲『勝手にシンドバッド』のタイトルは、沢田研二の『勝手にしやがれ』とピンクレディの『渚のシンドバッド』から取られたそうです。
 

 
ラテンミュージックとかそういうワールドミュージックに日本語詞を乗せると途端に演歌っぽくなったりそれこそ歌謡曲っぽくなってしまいクサくなってしまうのですが、桑田佳祐の巧みな言葉運びによってそれを感じさせません。
これが本当にすごいのです。僕は今までサザンについて詳しく聞いてこなかったのですが、この年になって改めて聞いてみると、度肝を抜かれます。
「サザンって意外とかっこいい」ということではありません。
まず、ラテンミュージックをあくまで要素として捉えたラテンっぽい歌謡曲ではなく、ちゃんとラテンミュージックとしてやろうとしているところが素晴らしい。
そして、それに伴う知識も技術もちゃんとあり、何よりそれらをリスペクトしていて、愛しているのが伝わってくるのです。なんというかミュージシャンとして尊敬してしまうのです。
2004年に結成され2009年にメジャーデビューした、The Sonicsやリトル・リチャードから影響を受けたガレージ系ロックバンドTHE BAWDIESのことについて触れたり、そういう若い世代の音楽もちゃんとチェックしているのは、彼が決して今いる地位にふんぞり返ったりせず、今でもちゃんとミュージシャンであり、音楽を愛する一人の男だからでしょう。
 
それにしても、これだけ有名で人気の曲でも歌いこなせる人はなかなかいません。
それは彼がやっているのが、ラテン風の歌謡曲ではなく、ラテンミュージックだからでしょう。
もうリズム感が抜群であり、声量もあり、そしてこの声質。
桑田佳祐はこの声を手に入れるために、毎日焼酎でうがいをしていたらしいです。
彼の歌は海外のソウルシンガーからの影響も大きく、それに憧れてこういう歌い方を築き上げた人ですから、なかなか難しいものです。
 
日本でラテンミュージックをやっているバンドはなかなかいません。
ポルノグラフィティが歌自体はポップスですがちょっとスパニッシュっぽいギターでやったりしていました。あとはドラゴンアッシュがスパニッシュ系のミクスチャーロックをやっていたりもしました。あとなんかいたかな。
言い換えれば日本人がラテンミュージックをやろうとすることは、それほど難しいことなのかもしれません。
いや、そもそもラテンミュージックはこういう気候の日本ではあまりマッチしないのかな・・・
しかし、日本を代表するバンドがラテンミュージックというのも何かの縁でしょう。
僕は最近ラテンミュージックをやろうとしてまして、いろいろとラテンミュージックを聞いていますが、ラテンミュージックを聞けば聞くほどサザンの素晴らしさも分かるようになる気がします。
 

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