GOROでアイドルの歴史を振返る4“1977年-1978年” ピンクレディー・キャンディーズ登場

1974年に創刊された小学館の雑誌「GORO」を画像とともに振返るシリーズの第四弾。
今回は1977年、1978年を振返ってみます。

過去の記事はこちら。
GOROの歴史を振返る3 70年代のスレンダーアイドル

GOROの歴史を振返る2 1976年-1977年

GOROの歴史を振返る1 1974年創刊から篠山紀信の表紙になるまで

1977年、1978年といえば、

ロッキード事件が社会を賑わせていた頃、
プロ野球では山田久志投手らを擁する阪急ブレーブスが黄金期を迎え、
大相撲では北の湖と輪島の二大横綱の時代になっていました。

歌謡界では、ジュリーこそ沢田研二が、
阿久悠作詞の斬新でダンディなイメージの曲でヒット曲を連発。

「ペッパー警部」でデビューしたピンクレディーが、
「UFO」「ウォンテッド」などメガヒットを連発。

山口百恵は大人びた少女から、もうひとつ成長した年頃になり、人気を不動のものにしていました。

1978年4月4日、後楽園ホールでキャンディーズが解散コンサート。
解散発表の記者会見での理由、「普通の女の子に戻りたい」の名言は流行語にもなりました。

中島みゆき、ツイスト、アリス、ゴダイゴ、渡辺真知子、原田真二など
ニューミュージックと当時呼ばれた楽曲を、
シンガーソングライターたちがたくさん世の中に送り込んでいた時代でもあります。

その流れを受け、アイドルたちも、シンガーソングライターたちが作った歌をうたいヒット。

桜田淳子「しあわせ芝居」は中島みゆき作詞作曲、
山口百恵「いい日旅立ち」は谷村新司作詞作曲、
清水健太郎「失恋レストラン」はつのだひろ作詞作曲でした。

サザンオールスターズも1978年6月「勝手にシンドバッド」でデビューしています。

1977年のGOROの表紙は松本ちえこからスタート

1977年1号の表紙を飾ったのはバスボンガールとして人気だった松本ちえこでした。

女性からはどこがいいのかわからないと言われる容姿は、
私たち男子にとって、手が届きそうな可愛さということで絶大な人気がありましたね。

GORO1977年 松本ちえこ表紙

5号の表紙を飾ったピンクレディーはまだ初々しく、
田舎から出てきたアイドルに憧れる女の子たちという雰囲気に好感が持てます。

GORO1977年5号 ピンクレディー表紙

7号の表紙の太田裕美は自分はシンガーソングライターのつもりだったのに、
アイドルとして扱われることに当時、かなり抵抗があったと後に語っています。

しかし「木綿のハンカチーフ」に代表される太田裕美独特のハスキーボイスで、
男の子のセリフは、今でも代われる人はいないですよね。

GORO1977年7号 太田裕美表紙

この頃、GOROのグラビアで人気を博してのは下着姿のバンド「ランナウェイズ」。
篠山紀信撮影のグラビアには迫力と清純なエロスがありました。

GORO1977年 ランナウェイズグラビア

15号の表紙は夏目雅子。

大きな目、大きな口、おおらかな笑顔はまさに大女優。

実家がお金持ちという話があり、
そういう家庭で育たないとこういう女性は育たないんだと妙に納得したものです。

GORO1977年15号 夏目雅子表紙

キャンディーズは19号に登場。

当初はスーちゃんこと田中好子がセンターでしたが、
ランちゃんこと伊藤蘭をセンターにしてから益々人気が出たという感じでしたね。

GORO1977年19号 キャンディーズ表紙

お嬢様女優として人気になり、クイズダービーでは3択の女王として頭の良さも披露した竹下景子が22号の表紙。

以前書いた背景が白で笑顔で手を顔のどこかにあてているというGOROの表紙らしい表紙となっています。

GORO1977年22号 竹下景子表紙

1978年はコミカルソングで人気の榊原郁恵、石野真子の表紙が登場

5号では、榊原郁恵が登場。

数々のアイドルを排出したホリプロスカウトキャラバンの第一回優勝者で、
「天真爛漫」という言葉を実像化したようで、
すぐに人気となりました。

「私の先生」という、
先生にちょっと恋心を感じる歌でデビュー。
二曲目は「バス通学」でバスで一緒になる同級生への淡い恋心を歌っています。

しかし、この流れ、デビュー曲「せんせい」、二曲目「同級生」
と続いた森昌子と同じですね。

森昌子もホリプロ。
ホリプロの威信をかけたホリプロスカウトキャラバンの最初の優勝者ということで、
まずは森昌子で成功の公式ができている路線でデビューしたということなのかもしれません。

榊原郁恵がもっもと榊原郁恵らしかったのは
「いとしのロビンフッドさま」や「夏のお嬢さん」など、
コミカルなはじけるようなナンバー。

ザ・榊原郁恵とも言える歌ばかりでした。

GORO1978年5号 榊原郁恵表紙GORO1978年 榊原郁恵水着グラビア

20号の表紙は八重歯がかわいい石野真子

コミカル調の歌で人気だったのは石野真子もですね。

デビュー曲からして「狼なんかこわくない」で、

♪あなたも狼にかわりますか? で歌い出し、
私たち男の子をハッとさせ、

♪あなたが狼ならこわくない、

で、ハートを鷲掴みにされたものです。

石野真子はスター誕生出身。

スター誕生は会場500点と審査員の得点500点を合計。
得点が300点を越すと合格で決勝大会に出場が決まったのですが、
石野真子は史上初の会場の得点だけで300点オーバー。

私も見ていたのですが、既に完成されたアイドル、
それも今までにいなかったタイプのアイドルが出てきたという感じで得点は納得でした。

GORO1978年20号 石野真子表紙

続きはこちら
GOROでアイドルの歴史を振返る5

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