久保田早紀のエキゾチックな雰囲気のルーツとは?

こんにちは!スタッフの水野です。
 
今日は久保田早紀の『異邦人』について書こうと思います。
 
僕は少し前からワールド・ミュージックについて興味を持ち、特に東ヨーロッパあたりのジプシー音楽を好んで聞きます。
僕は今までイギリスやアメリカのロックだったり、それこそ日本の歌謡曲とか聞いていたので、ワールド・ミュージックとはほとんど無縁といっても過言ではありませんでした。
 
しかし、僕は何故ワールド・ミュージックに興味を示したのか言葉で説明しようと考えても分かりませんでした。
ただ何となく琴線に触れたという言葉では足りないからです。
はじめはそのリズムだと思っていました。ズンッチャ、ズンチャ、ズンッチャ、ズンチャ・・・という裏拍を意識したリズムが心地よいからだと思っていました。
確かにそれで間違いありません。
しかし、理由は今分かっているだけでももう一つありました。
それはそのエキゾチックなメロディです。
エキゾチックなのですが、どこか昭和歌謡と似ている気がするのです。

日本のポップスは、やはりビートルズなどの大ヒットにより西洋化されていきました。
しかしそれ以前は、主にラテンミュージックの影響が大きかったといわれております。
また、民謡からの影響も大きかったことでしょう。
まだ勉強不足で、そのことからなのかは分かりませんが、
とにかく共通するメロディがあるのです。

いろいろなワールドミュージックから昭和歌謡の匂いを感じることがあれば、
昭和歌謡からワールドミュージックの匂いを感じることもあります。

その中でこの久保田早紀の『異邦人』は分かりやすい例の一つで、僕が好きな曲の一つでもあります。
この曲自体、エキゾチックなイメージで売り出されていますが、それを露骨に匂わせるようなフレーズは無いし、わざとらしさも少ないと思います。
それなのに、ここまで雰囲気が出るのは素晴らしい曲だと思います。

彼女は子どもの頃に、父親が仕事でイランに行った際にお土産で買ってきた、
現地のアーティストのアルバムを繰り返し聞いていたことが彼女の音楽のルーツだそうです。
やはりルーツがあるということはそれほど説得力があるのだと改めて再確認もさせられました。

イントロ部分は、ディスコ風16ビートのベースがアクセントになっていて、メロディは演歌風。
歌メロ部分はジプシー音楽っぽいです。
ズンッチャ、ズンチャ、ズンッチャ、ズンチャ・・・というリズムもいかにもです。
この曲のサビはこのAメロだと思います。
曲のアレンジこそ、いかにも日本の歌謡曲らしさを感じるものですが、
歌のイントネーションが違えば、イスラエルかどこかのポップミュージックのようです。

歌詞は失恋を歌っていますが、もっと大きな印象を与えてくれる言葉選びのセンスは見事だと思います。

また彼女の顔も美しく、その瞳の小さい大きな目からは、ミステリアスな雰囲気を感じます。
こういう目をした人間は少し怖いのですが、何故だか不思議な魅力を持っています。

この久保田早紀という歌手自体がどこか不思議な雰囲気を持っており、
それが曲の世界観を広げているように感じられます。

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