ザ・タイガース、沢田研二さんに関する写真集を宅配にて買取させていただきました。
ザ・タイガースはグループサウンズ全盛期の中、一番の人気を誇ったグループです。
ボーカルはもちろん沢田研二さん。
なんとなくイメージでグループサウンズの波にのって、見栄えのよい若者を集めて作られたグループなのかと思ったら、元々は岸部一徳さんなどが中学の同級生らと一緒につくったバンド。
そこに他のバンドで歌っていた沢田研二さんをスカウト。
ザ・タイガースの原型ができたとのことです。
全関西エレキバンド・コンテスト、ジャズ喫茶で演奏するなどしているところ、東京の音楽関係者、事務所関係者から声がかかるようになり、その中のひとりである内田裕也さんの口利きで東京に移転。
渡辺プロダクションに所属、テレビ出演するにあたり、バンド名も「ザ・タイガース」に変更、すぐに大人気に。
沢田研二のジュリーというのも内田裕也さんが命名、沢田研二さんが「メリー・ポピンズ」「サウンド・オブ・ミュージック」の主演女優ジュリー・アンドリュースのファンだったからつけられたということです。
知りませんでした
ザ・タイガースは武道館でコンサートを行った最初の日本人アーティストでもあるそうです。
武道館最初のコンサートはビートルズ。
ザ・タイガースのメンバーも見に行っていたそうですよ。
沢田研二さんは1971年にソロ活動を開始。
1973年「危険なふたり」(作詞安井かずみ 作曲加瀬邦彦)でオリコン1位を獲得。
1975年「時の過ぎゆくままに」(作詞阿久悠 作曲大野克夫)が大ヒット。
阿久悠はこれより専属的に沢田研二さんの作詞を手がけるようになり、スーパースター沢田研二さんの世界観を作り上げていくことになります。
その後の活躍ぶりは書くまでもないですね。
今回買取させて頂いたのはザ・タイガース時代に発売された写真集や沢田研二さんソロ活動初期の写真集、ンフレットなどです。
近代映画臨時増刊 タイガース魅力グラフ デビュー三周年
近代映画 グループサウンド タイガース新春デラックス号
別冊近代映画 タイガース青春グラフ
アイドル色が強い内容になっています。
こちらは沢田研二ショウのパンフレットです。
沢田研二写真集「JULIE IN LONDON」
以上のものは珍しくなかなか出てこないものには違いないのですが、市販されたものなので、時々は見かけることがあります。
珍しいのはこちらですね。
明治チョコレートの景品の冊子です。
ファンの方ならば是が非でもほしいものですよね。
沢田研二魅力写真集。
こちらは女学生の友の別冊付録冊子。
女学生の友がそもそも発行部数の少ない雑誌な上、付録冊子なので、なかなかお目にかかることができません。
今回はかなり珍しいものを見ることができただけでも嬉しい買取でした。
星瞬堂では沢田研二さん、ザ・タイガースをはじめ、昭和アイドルのコレクションを専門に買取しています。