1976年のキャンディーズのコンサートのチラシを買取!

キャンディーズちらし

先日買取させて頂いたキャンディーズコレクションの中に1976年さよならコンサートの募集のチラシがありましたのでご紹介します。

1976年ですので、45年前ってことですね。

この「さよなら」というのは解散のことではなく、1976年の年末12月26日開催されるということで1976年をさよならという意味です。

場所は中野サンプラザホール。

今でもモーニング娘。をはじめとして数々のアイドルがライブを開催している聖地です。

現在、私もあちこちのライブに行っていますが、45年前となりますとこのチラシを見ただけでも時代の違いがわかっておもしろいのでご紹介します。

キャンディーズちらし

チケット代金が安い

A席2800円

B席2000円

と、今の感覚よりもかなり安めです。

2020年5月に同じ中野サンプラザで開催予定だったモーニング娘。のチケット代金は全席7500円。

3倍ほど価格があがっていることになります。

1976年の物価は以下の通りなので当時としてはまぁまぁ普通の値段だったのでしょうか。

大卒初任給(公務員)86.000円 高卒初任給(公務員)70.300円
牛乳:47円 かけそば:230円 ラーメン:250円 喫茶店(コーヒー):260円
銭湯:120円 週刊誌:150円 新聞購読料:1.700円 映画館:1.300円

http://dankaisedai.co-suite.jp/memory/prices_showa/inrex.html

S席がない

現在、席のランクをつける場合は必ずS席がありますよね。

SS席なんてのがある時もあります。

このキャンディーズのコンサートは前方をA席、後方をB席としていて、S席はなし。

推測ですが、S席は1970年代に生まれたものなのかもしれません。

1978年4月4日、後楽園球場で開催されたキャンディーズの解散コンサートはS席があって4000円です。

大きな会場の時に3ランク以上座席をわける時に生まれたものかもしれませんね。

キャンディーズ解散コンサート価格案内

チケット応募方法が現金書留郵送

「お申込みは、申込み書に記入の上、料金と手数料200円を添えて現金書留で郵送してください。」と書いてあります。

チケットぴあなどのプレイガイドがない時代は現金書留で申し込みしていたんですね。

このチラシの右側の申込み書だったんですね。

座席は先着順

今は座席は抽選で決まりますが、当時は先着順と書いてあります。

といっても、締切は同時なので、一度に沢山来るのにどうするのかと思ったら、その後に説明がありました。

「1日に何千通とつきますので、はじめに開封する分とあとの方で開封する分とでは、大分差があります」

結局、最後は運次第ということですね。

しかし、そこは人力でやっているのが大変です。

現金書留をひとつずつ開封して、金額確かめる作業、想像しただけでゾッとしますね。

申込者多数の場合の記載なし

今の感覚で言えば、いつもテレビに出ていたキャンディーズのコンサートは毎回ソールドアウト間違いないでしょう。それも瞬間的に売り切れるのではと思ってしまいます。

しかし、現金書留の応募に申込者多数の場合のことが書かれていません。

当時はプレイガイドが発達してないですし、コンサートの応募もどこかの販売所に出向くか、このような現金書留だったので、よほど売り切れになることはなかった気がします。

当日券もいつもあったイメージです。

しかし、現金書留送ったけど、チケットが届かないなどのトラブルかなりあったでしょうね。

ここからは開演中の注意です!

開演中は自分の席から離れて前の方に移動しない

これは他のコンサートの時にも書いてありましたので、当時はよくあることだったのでしょう。

1970年代のコンサートの映像や、当時行った人たちの話を聞くと、ステージ前にみんな駆け寄り群がるのが当たり前だったようです。

自分も誰かのコンサートの時に座席があるにも関わらず、アーティストが前にみんな出てこいよと叫んでいた記憶があります。

開演中はご自分の席で立ち上がらないこと

基本は座って観賞ということだったのでしょうか。

もしくは、椅子の上に立つなという意味だったのかもしれません。

開演中は、場内でカメラ、8ミリ、テープレコーダーは絶対に使用しないこと

今でも同様の注意がありますが、8ミリ、テープレコーダーというのが時代を感じますね。

開演中、紙テープ、ボール等をステージに向かって投げないこと

これは意外でした。

というのもキャンディーズといえば、解散コンサートで凄い量の紙吹雪がステージに投げ込まれている映像が印象的だったからです。

キャンディーズ

禁止されていたんですね。

ロックコンサートでいうクラウドサーフみたいものでしょうか。

禁止はされていますが、実際は沢山行われているし、運営も注意することはなかったりします。

調べてみたら、1981年3月の松田聖子の高知県のコンサートで目に命中。

病院に運ばれたことがあるそうです。

しかし、その後の松田聖子のファンクラブ会報では「自粛をお願いしたいところですが、必ず芯を取り、顔に当たらないように投げてください」と記載があったそうです。

参照 http://www2a.biglobe.ne.jp/~seikofan/html/text/his3a.html

禁止にはしなかったんですね。

しかし、その後、紙テープは全面禁止となっていったそうです。

紙テープはステージ出演者の危険や、ステージ演出の妨げという面もあったでしょうが、その一方でコンサートの盛り上がりには欠かせないもので、なかなか禁止にできなかったと思われます。

現在はペンライト、サイリウムを持って応援。

更に運営側が点滅や色などをコントロールできる時代になってますね。

グランド内はタバコ、チューインガムは禁止します

これは解散コンサートで配布された「キャンディーズからのお願い」に書かれていたもの。

最近でこそなくなりましたが、チューインガムのポイ捨ては社会問題でしたよね。

床に落ちてるのを踏んで靴にへばりついたり、固まったのを掃除の方が一生懸命ヘラで取っていたのを思い出します。

今と違ってタバコもどこでも吸えましたので、コンサート会場内で吸っていた人もいたかもしれません。

映画館で前の人がタバコ吸っててスクリーンが見えにくかったことを覚えています。

しかし、グランド内はってことはスタンドではよかったってことですね。

まとめ

45年も時代を経たら、いろんなことが変わっていますね。

私は当時、小学生。

クラスに何人か親にキャンディーズのコンサートに連れて行ってもらった人がいてうらやましかった覚えがあります。

ただ、当時は地元の公園のお祭りや近所のダイエーなどにそこそこ有名人が来ることがあって見ました。

中部地方ではなんといっても長島温泉で定期的にコンサートをやっていて無料観覧でき、私も野口五郎を見たことがあります。

なつかしい。

星瞬堂ではキャンディーズをはじめ、昭和アイドルのコレクション、資料を買取しています。